第3回中国地区大学男女ソフトボール選手権大会結果

 男子の部

 女子の部

【総 評】
 第3回中国地区大学ソフトボール選手権大会は、広島修道大学を会場に11月8・9日の2日日程で、男子11チーム、女子6チームの計17チームでの開催となった。
 本大会の優勝は、第1・2回大会ともに男子、広島経済大学、女子、鳥取大学である。大会の注目は当然の如く3連覇があるのかに注がれた。
 特に男子では、広島経済大学が圧倒的な強さを誇り、学連主催大会ではここ数年向うところ敵無しの状態である。今年度においても、西日本大学ソフトボール選手権大会で準優勝し、誰もが3連覇を疑わなかった。決勝に進出した広島大学にしても勝てる要素は僅少と考えていたと思う。
 しかし、試合が始まると広島大学ペースで進行し、終わったみれば5−1の快勝であった。広島大学の勝因を考えるに、ライザーとドロップを低めにコントロールし連打を許さず、全員で守り最小失点に抑えた。また、チャンスには粘り強い打撃で着実に加点することが出来た。
 そして、常に優勢に試合を進めたことが勝利に結びついたと考えられる。
 女子の決勝戦は、岡山大学と鳥取短期大学の対戦となった。岡山大学は、投手がライざーとドロップを上手くコントロールし、相手打線を抑えるとともに、野手も再三のピンチを好守で盛り上げ決勝進出を果たした。
 決勝戦は一方的な試合展開となったが、岡山大学の投手力がもうワンランク上がると、西日本・全日本大学も手の届くところまで引き寄せることができるものと思う。



| トップ |  | 戻る |