平成15年度第35回春季関西学生ソフトボールリーグ戦(男子)及びインカレ予選結果


主 催: 関西学生ソフトボール連盟男子事務局
後 援: 大阪ソフトボール協会,ラジオ大阪
協 賛: (株)MIZUNO,(株)ツヅキ
期 日: 平成15年4月6,20,27,29日,5月3,4,5日
会 場: 万博公園スポーツ広場



      ★神戸学院大学は6年ぶり5度目の優勝
      2位と3位,および4位と5位は該当チーム間勝ち点規定により決定
      5位の京都産業大学は2部との入れ替え戦へ,6位の京都大学は自動的に2部に降格



      1位と2位,および3位と4位は該当チーム間勝ち点規定により決定



       1位,2位,3位は得失点差規定により決定


2部優勝決定戦   大阪府立大学(A1位)6−11同志社大学(B1位)
          同志社大学は1部昇格,大阪府立大学は1部との入れ替え戦へ
2部9・10位決定戦 大阪市立大学(A5位)9−3神戸大学(B5位)
          神戸大学は自動的に3部に降格,大阪市立大学は3部との入れ替え戦へ





       4位と5位は該当チーム間勝ち点規定により決定

3部優勝決定戦   京都学園大学(A1位)4−1大阪経済大学(B1位)
          京都学園大学は2部昇格,大阪経済大学は2部との入れ替え戦へ


入 れ 替 え 戦  
1部−2部 京都産業大学 6−11 大阪府立大学 大阪府立大学は1部昇格
2部−3部 大阪市立大学 6−15 大阪経済大学 大阪経済大学は2部昇格


講 評  
【1部総評】
 2003年度の関西学生春季リーグ戦は、これまでとは大きく異なった結果となった。
 優勝は神戸学院大学(6年ぶり)。四方投手を中心に投打にまとまりがあり、文句なしの優勝であった。立命館大学は連敗スタートながらも3連勝し2位となり、また3位の龍谷大学も長池投手が力強い投球を見せて今後に期待の持てる内容であった。
 一方で、5季連続優勝を果たしていた大阪経済法科大学はエースが抜けたことにより、打線による挽回でなんとか4位に食い込んだもののかなり苦しい戦いを強いられた。また、京都大学も最終戦に勝利して意地をみせたが最下位で2部降格となった。しかし、何と言っても最大の波乱は京都産業大学の5位、そして入れ替え戦での敗退による初の2部降格であろう。この1部からの2チーム降格により、秋季は1部、2部とも眼が離せない展開になりそうである。

(事務次長 関西大学3年 佐藤紀夫)

【2部総評】
 2部Aブロックは3勝1敗で兵庫教育大学と大阪府立大学が並んだが、直接対決で勝利していた大阪府立大学が1位となった。昨季1部だった関西大学は課題だった投手力が整備されておらず、今大会での返り咲きはならなかった。一方、Bブロックの優勝は最終戦の大阪大学と大阪体育大学の結果次第というところまでもつれたが、僅差で同志社大学が1位となった。3勝1敗が3チームという大混戦だった。
 1部との入れ替え戦では、大阪府立大学が京都産業大学に勝利するという大金星をあげ、2部優勝を果たした同志社大学とともに昇格を果たした。また、9・10位決定戦に勝利した大阪市立大学であったが、3部2位の大阪経済大学に敗れ、神戸大学とともに3部降格となった。
 今大会も昇格、降格となった大学があるが、昇格を果たした大学はその勢いそのまま上位リーグで定着、さらには制覇を目指してほしい。そして、残念ながら降格してしまった大学は足りなかった部分は何なのかを早期に発見、改善して、次の大会で返り咲きを果たしてもらいたい。

(記録次長 神戸大学3年 中上泰貴)

【3部総評】
 3部リーグは、新たに近畿大学と大阪産業大学の加盟により、5チームの2部ブロック編成で行われた。全体的に昨年に比べて、各大学ともレベルアップしていた。一方的なゲームが少なくなり、見所のあるゲームが多かった。中でも、昨季に全敗を喫した大学が2部昇格を果たしたことから、裏を返せば、各大学に昇格のチャンスがあるということだろう。
 Aブロックは、打線の繋がりと投手を含めた堅実な守備で総合力に勝る京都学園大学がブロック1位となり、勢いそのままにBブロック1位の大阪経済大学を破り、3部優勝・2部昇格を果たした。残念ながら3部2位となった大阪経済大学だったが、入れ替え戦で見事に勝利し、念願の2部昇格を果たした。来季はこの2大学の2部での活躍を大いに期待したい。
 このように、2部・3部の力の差が確実に小さくなってきているので、各大学とも今以上のレベルアップに努めてもらい、しいてはそれが関西リーグ全体の底上げ・活性化につながればと思う。

(大阪経済大学)




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