平成13年度第33回春季関西学生ソフトボールリーグ戦(男子)結果


主 催:関西学生ソフトボール連盟男子事務局
後 援:大阪ソフトボール協会,ラジオ大阪
協 賛:(株)MIZUNO 、(株)ツヅキ
期 日:平成13年4月1、15、22、29、30、5月3、4日
会 場:万博公園スポーツ広場


1部リーグ 京産大 大経法 四仏大 神院大 龍谷大 立命大 勝点 順位
京都産業大学   ×
1−4

8−2

4−0

1−0

7−3
12
大阪経済法科大学
4−1
 
4−0

2−1

6−3

4−2
15
四天王寺国仏大学 ×
2−8
×
0−4
  ×
1−9
×
0−13
×
0−9
神戸学院大学 ×
0−4
×
1−2

9−1
 
3−0
×
4−7
龍谷大学 ×
0−1
×
3−6

13−0
×
0−3
 
1−0
立命館大学 ×
3−7
×
2−4

9−0

7−4
×
0−1
 
3位、4位、5位は得失点差規定による
5位の龍谷大学は2部との入れ替え戦へ、6位の四天王寺国際仏教大学は自動的に2部に降格


【1部総評】
 秋季リーグ優勝の大阪経済法科大学は、エースの中村の安定したピッチングに加えて、打線でも守備でも他チームにつけいるスキを見せない試合運びで、全勝優勝を果たし連覇を成し遂げた。一方、2部から昇格を果たして1部に挑んだ四天王寺国際仏教大学は力の違いを見せつけられ、全敗で2部に逆戻りとなった。また、京都産業大学の林投手(2年生)は成長著しく、力強いライズボールを武器にしてチームの2位(4勝1敗)に大きく貢献した。この京都産業大学とは逆に、秋季2位の龍谷大学は、長高・谷藤のバッテリーが投打に活躍を見せたが、一歩及ばす2勝3敗で得失点差により5位となり、入れ替え戦に回る結果となった。立命館大学は初戦の龍谷大学での惜敗が響き、波に乗れぬままリーグを終え、神戸学院大学も竹下投手の抜けた穴を若いメンバーでうまくカバーしてチームを作ってきたが、ともに2勝3敗どまりとなった。
 秋季リーグは中村、林の両功投手をいかに打ち崩すかが優勝争いの鍵となりそうである。

(事務次長 関西大学 高村慎一郎)



2部Aブロック 神戸大 関西大 仏教大 大体大 大府大 勝点 順位
神戸大学   ×
0−9

10−6
×
6−10

10−4
関西大学
9−0
 
11−0

8−3

14−2
12
仏教大学 ×
6−10
×
0−11
 
9−9

6−4
大阪体育大学
10−6
×
3−8

9−9
  ×
5−9
大阪府立大学 ×
4−10
×
2−14
×
4−6

9−5
 
2部Bブロック 京都大 大市大 同 大 兵教大 大阪大 勝点 順位
京都大学   ×
3−7

4−1

4−1

5−0
大阪市立大学
7−3
  ×
4−6
×
2−6

9−9
同志社大学 ×
1−4

6−4
  ×
8−11
×
2−21
兵庫教育大学 ×
1−4

6−2

11−8
 
9−5
大阪大学 ×
0−5

9−9

21−2
×
5−9
 

2部決勝戦
   関西大学  (A1位)10−0 京都大学 (B1位)
   関西大学は1部昇格、京都大学は1部との入れ替え戦へ

2部9・10位決定戦
   大阪府立大学(A5位)5−9 同志社大学(B5位)
   大阪府立大学は自動的に3部に降格、同志社大学は3部との入れ替え戦へ


【2部総評】
 いよいよ今季から始まった3部リーグ制。結果的に、2部リーグ在籍のチームにとって非常に緊張感のあるリーグ戦になった。Aブロックでは1部復帰を目指す関西大学が他チームより一歩抜きんでた実力で、大方の予想通り4戦全勝で危なげなくブロック戦にコマを進めた。一方、Bブロックは実力が伯仲したチームが集まったため接戦となる試合が続いたが、失点の少ない効率的な試合運びをした京都大学が、勝ち点で並んだ兵庫教育大学を直接対決で下していたため、この混線を制することとなった。この2チームによる1部昇格をかけたブロック決勝は、関西大学が秀でた攻撃力で京都大学を圧倒し、1部復帰を果たした。この後に、行われた1部−2部入れ替え戦では、5位とはいいえ1部としての力を十分有した龍谷大学が京都大学に快勝した。一方、今回から3部降格もありうることになったが、咋季ブロック優勝した大阪府立大学と同志社大学が2部残留をかけて戦うという意外な結果も見られたように、2部リーグ内の実力は接近しており一戦一戦が結果に大きく影響してくることが明らかである。

(記録次長 神戸大学 泉谷直哉)



3部リーグ 京学大 関学大 和 大 奈教大 大経大 甲南大 大工大 勝点 順位
京都学園大学    
20−2

6−4
 
10−0
×
0−8
関西学院大学    
2−1
×
5−11

15−0

11−1
 
和歌山大学 ×
2−20
×
1−2
  ×
0−10

10−10
   
奈良教育大学 ×
4−6

11−5

10−0
      ×
4−8
大阪経済大学   ×
0−15

10−10
   
10−0
×
0−10
甲南大学 ×
0−10
×
1−11
    ×
0−10
  ×
0−26
大阪工業大学
8−0
   
8−4

10−0

26−0
  12
     2位、3位は得失点差規定による

入 れ 替 え 戦
  1部−2部  龍谷大学   9−1  京都大学、龍谷大学は1部残留   
  2部−3部  同志社大学  10−3  関西学院大学、同志社大学は2部残留


全日本大学選手権大会(インカレ)予選結果
  春季リーグの1部上位3チーム(大阪経済法科大学、京都産業大学、立命館大学)
 に加えて、予選を勝ち上がった。
  神戸学院大学と龍谷大学が出場権を獲得した。

【3部総評】
 昨年2部リーグで残念ながら結果が振るわなかった6チームと今年から関西リーグに加盟した大阪経済大学を加えた7チームで3部リーグ戦は実施された。しかしながら、グランド確保等の問題から、7校総当たりではなく、全チーム4試合を行いその結果から順位を決めるという変則的な試合形式となった。このことから、各チーム間の実力が均衡しているため同じ勝敗数のチームが出てくる可能性があり、一つでも多くの勝ち点・最小失点が優勝の条件であった。
 このような中、大阪工業大学が4戦全勝で2部リーグ昇格を決め、2位には関西学院大学(京都学園大学も3勝1敗だったが、得失点差による)が入った。ただ、2部との入れ替え戦では力の差を見せつけられた結果に終わった。リーグは戦前の予想とは相反し、各チームの実力差がはっきりと表れ、投手力・守備力が上回るチームが順当に勝ち進んでいるように思われた。その中で、今春加盟の大阪経済大学の善戦が目立った。今後は、秋季リーグに向けて各チームが練習を積み重ね戦力アップを行い、2部リーグとの実力格差を埋めることが3部リーグ各チームの課題となるであろう。

(大阪工業大学 主将 紙森健太郎)



【大会を振り返って】
 今季から2部以下の試合内容をできるだけ均衡化したものにする等の趣旨で、リーグの再編成(2部制から3部制へ)がなされ、新方式でリーグ戦が行われた。具体的には、大阪経済大学がリーグに準加盟したこともあり、当初は2部が5チームの2ブロック制、3部が4チームの2ブロック制をしく予定であった。しかし、3部に急遽不参加チームが出たため、3部については7チーム間で変則の形で対戦せざるを得なくなった(各チームとも4試合を行う。ただ、対戦しない相手も出てくる)。結果をみてみると、2部では接戦が多く展開されたように感じる。また、チームの反応も今回のやり方については概ね好評の意見であった。

(理事長 兵庫教育大学 森田啓之)




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