平成13年度第33回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦(男子)
主 催: 関西学生ソフトボール連盟男子事務局
後 援: 大阪ソフトボール協会,ラジオ大阪
協 賛: (株)MIZUNO,(株)ツヅキ
期 日: 平成1 3年9月30日,10月7,14,21,28日,11月4日
会 場: 万博公園スポーツ広場
5位の神戸学院大学は2部との入れ替え戦へ、6位の関西大学は自動的に2部に降格
3位と4位は直接対決の結果による
1位と2位は直接対決の結果による
2部優勝決定戦
京都大学(A1位)8−0大阪体育大学(B1位)
京都大学は1部昇格、大阪体育大学は1部との入れ替え戦へ
2部9・10位決定戦
四天王寺国際仏教大学(A5位)5−4大阪工業大学(B5位)
大阪工業大学は自動的に3部に降格、四天王寺国際仏教大学は3部との入れ替え戦へ
2位、3位、4位は得失点差による
3部優勝決定戦
京都学園大学(A1位)4−3和歌山大学(B1位)
京都学園大学は2部昇格、和歌山大学は2部との入れ替え戦へ
入 れ 替 え 戦
1部−2部 神戸学院大学6−2大阪体育大学、神戸学院大学は1部残留
2部−3部 四天王寺国際仏教大学11−1和歌山大学、四天王寺国際仏教大学は2部残留
講 評
【1部総評】
例年、秋季リーグは4年生が抜けた穴を各チームがどう埋めて、新チームとしてのゲーム展開をどれだけ作れているかが勝負の鍵となっている。
2季連続優勝の大阪経済法科大学は初戦、立命館大学によもやの完封負けを喫したものの、その後は大経法らしい試合を重ね、3季連続優勝を飾った。その大阪経済法科大学に唯一勝利した立命館大学は、優勝のかかった最終試合での龍谷大学での敗戦が本当に悔やまれる。しかし、尾上投手を中心に接戦をものにする展開が目立ち、今後に期待が持てそうである。春季リーグ5位の龍谷大学は、主将の谷藤選手を中心に3位に食い込んだ。逆に、京都産業大学は初戦を落としたのが響いたか、波に乗れずに2勝どまりとなった。また、神戸学院大学は春季とほとんど変わらないメンバーで臨んだが5位となり、2部から再昇格した関西大学も1勝もできず、最下位となった。
(事務次長 関西大学 井澤一也)
【2部総評】
2部Aブロックは、抽選が決まったときから激戦と目されていたが、終わってみると、攻撃力もあり、投手も安定していた京都大学がブロック優勝を果たした。最終日まで京都大学に迫る勢いを見せた兵庫教育大学は、京都大との直接対決でリードしていながら最終回で同点にされた初戦が悔やまれる形となった。一方、Bブロックは、大阪体育大学が勝ち点で並んでいた神戸大学を直接対決で下し、2部決勝戦にコマを進めた。この2チームによる決勝戦は、大阪体育大学の攻撃を封じ込め、また打線も爆発した京都大学が、8−0という大差で1部昇格を果たした。この後に行われた1部・2部の入れ替え戦でも、大阪体育大学は神戸学院大学の厚い壁の前に涙をのんだ。一方、今季1部から降格してきた四天王寺国際仏教大学はまさかの全敗で、やはり3部から昇格してきたが全敗で最下位となった大阪工業大学と、2部残留をかけて争うことになった。結果は、接戦だったが、四天王寺国大が大工大を5−4で下し、2部残留を決めた。1部・2部の入れ替え戦を見ていると、まだまだその1部と2部の差は大きいように感じた。ただ、今回昇格を果たした京都大は、2部の中でもその実力は一歩抜け出ていたので、次季リーグ戦では1部リーグの台風の目となって、大いに活躍してもらいたい。
(記録次長 神戸大学 永井雄二)
【3部総評】
3部リーグは、春に出場できなかった姫路獨協大学と新規加盟の流通科学大学が加わって計9チームとなり、2ブロッ制で実施することができた。Aブロックでは、京都学園大学が4試合中3完封勝ちという圧倒的な強さで優勝を決めた。今回の3部の投手は全体的によかったが、なかでも京都学園大学の投手はライズボールを操り、レベルの違いを感じさせた。また、2位から4位までが得失点差による順位決定となったように、緊迫した試合が多かった。一方、Bブロックは春に2部だった大阪府立大学に直接対決で打ち勝った和歌山大学が優勝し、ブロック決勝に進んだ。3部の優勝を決める京都学園と和歌山の対戦は接戦となったが、4−3で京都学園が勝利し、2部昇格を果たした。なお、初参加の流通科学大学は初勝利に苦しんだものの5分の成績はまずまずであり、と同時に来季への課題が明らかになったのではないだろうか。今年から導入された2部との入れ替え制により、来春も3部の上位争いは大いに楽しみを抱かせる。また、2部昇格を果たす原動力となった京都学園大学バッテリーには次季リーグでの更なる飛躍を期待したい。
(奈良教育大学 山本大介)
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