東海テレビ杯
平成14年度秋季
第51回東海地区大学(男子)ソフトボールリーグ戦



1.主 催:東海地区大学ソフトボール連盟
2.主 管:愛知県ソフトボール協会・同協会西三河支部・碧南市ソフトボール連盟・
     愛知みずほ大学・朝日大学
3.後 援:碧南市・碧南市教育委員会・碧南市体育協会・東海テレビ放送(株)
4.協 賛:内外ゴム(株)・ミズノ(株)
5.開催日:10月5日(土)・12日(土)・13日(日)・19日(土)・20日(日)
6.会 場:愛知県碧南市玉津浦グラウンド・中京大学豊田学舎ソフトボール場

7.1部リーグ戦対戦成績
チーム 中  京 常葉学園 愛知教育 愛  知 岐阜聖徳 中京学院 失点 順位
中  京  
5−10

7−5

10−9

5−5

7−0
29 2位
常葉学園
10−5
 
5−4

6−9

8−3

15−1
22 優勝
愛知教育
5−7

4−5
 
1−6

9−4

1−5
27 6位
愛  知
9−10

9−6

6−1
 
5−7

4−11
24 3位
岐阜聖徳
5−5

3−8

4−9

7−5
 
4−11
38 5位
中京学院
0−7

1−15

5−1

0−4

11−4
  31 4位


8.2部リーグ戦対戦成績
 グループ戦
学 院 朝 日 日 福 南 山 名 大 みずほ 静 岡 名 城 東 学
愛知
学院
 
13−2

7−3

南山  
3−14

18−2

静岡  
7−3

3−0

朝日
2−13
 
5−19

名大
14−3
 
15−7

名城
3−7
 
6−2

日本
福祉

3−7

19−5
 
愛知
みずほ

2−18

7−15
 
東海
学園

0−3

2−6
 


 順位決定戦
1〜 学 院 名 大 静 岡 4〜 日 福 南 山 名 城 7〜 朝 日 みずほ 東 学
愛知
学院
 
11−0

7−7

日本
福祉
 
11−7

13−12

朝日  
14−7

1−15

名大
0−11
 
5−8

南山
7−11
 
10−5

愛知
みずほ

7−14
 
0−3

静岡
7−7

8−5
 
名城
12−13

5−10
 
東海
学園

15−1

3−0
 

※1〜2位は、リーグ戦規程により、失点の少ない方が上位

9.1部2部入れ替え戦
 愛知教育大学(1部6位)3−4愛知学院大学(2部1位)

※愛知学院大学は1部昇格、愛知教育大学は2部降格

10.個人表彰
 最優秀選手賞 :鈴 木 悠一郎(常葉学園大3年)
 敢闘選手賞  :樋 口 恭 輔(中京大  3年)
 優秀選手賞  :佐 藤 健 二(愛知学院大4年)
 一部首位打者賞:鈴 木 悠一郎(常葉学園大3年) 打率7割(リーグ新)
 二部首位打者賞:松 井 孝 則(名城大  3年) 打率8割
 ベストナイン :投  手 鷲 津 友 彰【初】(常葉学園大4年)
         捕  手 堀 部 和 義【初】(愛知大  3年)
         一 塁 手 鈴 木 悠一郎【初】(常葉学園大3年)
         二 塁 手 守 護 聖 豪【B】(常葉学園大4年)
         三 塁 手 伊 藤 健一郎【初】(岐阜聖徳大3年)
         遊 撃 手 杉 山  惇 【初】(常葉学園大2年)
         外 野 手 樋 口 恭 輔【初】(中京大  3年)
         外 野 手 小 川 諭 侑【A】(愛知大  2年)
         外 野 手 島 倉 健 吾【初】(岐阜聖徳大3年)
         指名打者 挽 内 勇 児【A】(愛知大  3年)
         ※挽内選手は三塁手で一回受賞

11.講評
 1部リーグの1試合の平均得点が6.6点という打撃戦を制したのは常葉学園大学であった。9季ぶり2回目の優勝を飾った。その原動力となったのは、主将でもあり、最優秀選手賞・首位打者(打率7割、リーグ新記録)・ベストナインとタイトルを総ナメにした鈴木悠一郎選手(3年:静岡:常葉学園橘高出)である。来春もチームの牽引者となっていってほしい。中京大学は連続優勝を逃した。投手力の補強が近年の課題であるが、今リーグは野手のミスも目立った。ミスが出たら負けることを十分に承知のうえで基本に忠実なプレーを目指してほしい。愛知大学も投手が課題であることには変わりはない。今リーグにおいては、打線がつながりつつあり、たたみかける攻撃にさらに磨きがかかれば、来年のインカレ出場権奪還も不可能ではない。本塁打4本を記録した挽内勇児選手(3年:愛知:新城東高出)を軸に打力のアップを期待したい。今リーグより1部で初めて戦った中京学院大は2勝をあげ、善戦した。来春の1部残留を決め、活躍が期待できる。若いチームだけに一戦一戦力をあげていくことだろう。岐阜聖徳学園大・愛知教育大は不調に終わった。愛知教育大は入替戦でも敗れ、来春は2部降格となった。両チームとも、もともと元気のよいチームだけに立て直しをはかってほしい。
 1部リーグはなんといっても“投手力の強化”が最重要課題である。今のままでは東海地区で勝てても、関東・関西の有力大学とは勝負にならない。危機感をもって、来春に向け、練習に取り組むことが必要である。
 一方、久しぶりに新規加盟(東海学園大)のあった2部は、初めての試みとして、9チームでグループ戦と順位決定戦をそれぞれ3チームのリーグ戦という形で行った。この結果、伝統校でもある、愛知学院大が優勝を飾り、入替戦でも勝利をおさめて来春の1部昇格を果たした。近年、1・2部を行ったりきたりしているが、1部定着をめざしてほしい。ところで、2部の近年のレベルアップは著しい。どのチームでも優勝または1部を狙えるところまできた。全大学がインカレ出場、上位入賞を意識できる東海リーグになるために、2部のますますの強化を期待したい。

(東海地区大学ソフトボール連盟理事 紅林和博)




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