1.主 催:東海地区大学ソフトボール連盟 2.主 管:愛知県ソフトボール協会・同協会西三河支部・碧南市ソフトボール連盟・ 愛知みずほ大学・朝日大学 3.後 援:碧南市・碧南市教育委員会・碧南市体育協会・東海テレビ放送(株) 4.協 賛:内外ゴム(株)・ミズノ(株) 5.開催日:10月5日(土)・12日(土)・13日(日)・19日(土)・20日(日) 6.会 場:愛知県碧南市玉津浦グラウンド・中京大学豊田学舎ソフトボール場 7.1部リーグ戦対戦成績
8.2部リーグ戦対戦成績 グループ戦
順位決定戦
※1〜2位は、リーグ戦規程により、失点の少ない方が上位 9.1部2部入れ替え戦愛知教育大学(1部6位)3−4愛知学院大学(2部1位) ※愛知学院大学は1部昇格、愛知教育大学は2部降格 10.個人表彰最優秀選手賞 :鈴 木 悠一郎(常葉学園大3年) 敢闘選手賞 :樋 口 恭 輔(中京大 3年) 優秀選手賞 :佐 藤 健 二(愛知学院大4年) 一部首位打者賞:鈴 木 悠一郎(常葉学園大3年) 打率7割(リーグ新) 二部首位打者賞:松 井 孝 則(名城大 3年) 打率8割 ベストナイン :投 手 鷲 津 友 彰【初】(常葉学園大4年) 捕 手 堀 部 和 義【初】(愛知大 3年) 一 塁 手 鈴 木 悠一郎【初】(常葉学園大3年) 二 塁 手 守 護 聖 豪【B】(常葉学園大4年) 三 塁 手 伊 藤 健一郎【初】(岐阜聖徳大3年) 遊 撃 手 杉 山 惇 【初】(常葉学園大2年) 外 野 手 樋 口 恭 輔【初】(中京大 3年) 外 野 手 小 川 諭 侑【A】(愛知大 2年) 外 野 手 島 倉 健 吾【初】(岐阜聖徳大3年) 指名打者 挽 内 勇 児【A】(愛知大 3年) ※挽内選手は三塁手で一回受賞 11.講評 1部リーグの1試合の平均得点が6.6点という打撃戦を制したのは常葉学園大学であった。9季ぶり2回目の優勝を飾った。その原動力となったのは、主将でもあり、最優秀選手賞・首位打者(打率7割、リーグ新記録)・ベストナインとタイトルを総ナメにした鈴木悠一郎選手(3年:静岡:常葉学園橘高出)である。来春もチームの牽引者となっていってほしい。中京大学は連続優勝を逃した。投手力の補強が近年の課題であるが、今リーグは野手のミスも目立った。ミスが出たら負けることを十分に承知のうえで基本に忠実なプレーを目指してほしい。愛知大学も投手が課題であることには変わりはない。今リーグにおいては、打線がつながりつつあり、たたみかける攻撃にさらに磨きがかかれば、来年のインカレ出場権奪還も不可能ではない。本塁打4本を記録した挽内勇児選手(3年:愛知:新城東高出)を軸に打力のアップを期待したい。今リーグより1部で初めて戦った中京学院大は2勝をあげ、善戦した。来春の1部残留を決め、活躍が期待できる。若いチームだけに一戦一戦力をあげていくことだろう。岐阜聖徳学園大・愛知教育大は不調に終わった。愛知教育大は入替戦でも敗れ、来春は2部降格となった。両チームとも、もともと元気のよいチームだけに立て直しをはかってほしい。 1部リーグはなんといっても“投手力の強化”が最重要課題である。今のままでは東海地区で勝てても、関東・関西の有力大学とは勝負にならない。危機感をもって、来春に向け、練習に取り組むことが必要である。 一方、久しぶりに新規加盟(東海学園大)のあった2部は、初めての試みとして、9チームでグループ戦と順位決定戦をそれぞれ3チームのリーグ戦という形で行った。この結果、伝統校でもある、愛知学院大が優勝を飾り、入替戦でも勝利をおさめて来春の1部昇格を果たした。近年、1・2部を行ったりきたりしているが、1部定着をめざしてほしい。ところで、2部の近年のレベルアップは著しい。どのチームでも優勝または1部を狙えるところまできた。全大学がインカレ出場、上位入賞を意識できる東海リーグになるために、2部のますますの強化を期待したい。 (東海地区大学ソフトボール連盟理事 紅林和博) |