東海テレビ杯
平成15年度春季
第41回東海地区大学(女子)ソフトボールリーグ戦
−兼、第38回全日本大学ソフトボール選手権大会予選−
−兼、第35回西日本大学ソフトボール選手権大会予選−

会期:平成15年5月3日・4日・5日・10日
会場:愛知県安城市総合運動公園ソフトボール場
1.一部リーグ戦対戦成績


2.二部リーグ戦対戦成績

 ※*のない欄は予選リーグ戦であり。*のある欄は、順位決定戦である。

3.個人表彰
 最優秀選手賞 :宮崎 麻衣(中京大  4年)
 敢闘選手賞  :竹澤 苑美(東海女子大3年)
 優秀選手賞  :倉知由加利(桜花学園大4年)
 一部首位打者賞:奥村 理代(中京大  3年) 打率6割2分5厘
 二部首位打者賞:羽佐田彩乃(桜花学園大1年) 打率8割0分0厘
 ベストナイン :投  手 東  瑠璃【A】(中京大  2年)
         捕  手 中川  恵【初】(東海女子大2年)
         一 塁 手 西村  梓【A】(中京大  3年)
         二 塁 手 小島 愛弓【A】(中京大  2年)
         三 塁 手 近藤 真代【B】(中京大  4年)
         遊 撃 手 宮崎久美子【初】(東海学園大2年)
         外 野 手 佐藤 和香【A】(中京大  4年)
         外 野 手 奥村 理代【C】(中京大  3年)
         外 野 手 門田 真美【初】(東海女子大2年)
         指名打者 今井 美幸【初】(東海女子大1年)
         ※宮崎久美子選手は指名打者で1回受賞

4.大学選手権第4代表決定戦
 桜花学園大学(二部1位)15−1中京学院大学(一部5位)
 ※インカレ出場権獲得校:中京大学・東海女子大学・常葉学園大学・桜花学園大学
 なお、東海学園大学は前年度準優勝で推薦出場

5.入れ替え
 一部6位の中京女子大学は二部へ、二部優勝の桜花学園大学は一部へ自動入れ替え

6.講評
 今春季のリーグ戦は、昨年インカレ準優勝の東海学園大学に加えて、古豪中京大学と実力校東海女子大学の3チームによる三つ巴の展開が予想された。まず、二日目第1試合で東海学園大学が東海女子大学にうち負けて一歩後退し、三日目に中京大学の打棒が爆発して東海女子大学を破った。最終日には、東海学園大学が最終回まで中京大学に食い下がったが、あと1本が出なくて涙を呑んだ。結局は、投手力を中心にして完璧な守備力を誇る中京大学の2季連続25回目の優勝で、リーグ戦は終了した。アジア選手権代表2名を有する東海学園大学は3位に後退したが、これは今春抜けたバッテリーの力を充分に補うことができなかったものであり、夏のインカレまでにはそこを強化し、インカレ推薦出場校としての活躍を期待したい。また、一部下位3チームで特筆されるのは、常葉学園大学の健闘であった。失点は一桁の9であり、これは優勝した中京大学に次ぐものであった。久々の12年ぶり2回目のインカレ出場であり、その明るさと元気で活躍を期待したい。なお、1部6位に甘んじた中京女子大学は、自動的に2部降格となった。同校は、第1回リーグ戦優勝校であり、若いチームでもあるので、伝統校の復活を祈念したい。
 一方、二部リーグ戦は、桜花学園大学の独壇場であった。すべての試合を二桁得点・コールドゲームで快勝し、最終日のインカレ第4代表決定戦も毎回得点の大勝で1部5位の中京学院大学を下してインカレ出場権を昨年に続いて獲得した。選手達からは「私たちは二部のチームじゃない。」という強い意地が感じられた。他の6チームには、大きな差は感じられなかったが、大差の試合が見受けられたのは、投手ばかりでなく守備力の差からのものと思われた。外野からの中継・カットプレイと走者がいる時の内野手の連係プレーを特に練習してもらいたい。最後に、素晴らしい専用球場をご用意くださった開催地安城協会に対し、選手一同を代表して御礼申し上げ、講評とします。

(理事長 水谷 博)




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