東海テレビ杯
平成17年度春季
第45回東海地区大学(女子)ソフトボールリーグ戦
−兼、第2回東海地域大学ソフトボール選手権大会予選−
(第40回全日本大学ソフトボール選手権大会一次予選)
−兼、第37回西日本大学ソフトボール選手権大会予選−

会期 リーグ戦:5月1日(日)・3日(火)・4日(水)・5日(木)
会場 豊田市運動公園ソフトボール場
1.1部リーグ戦対戦成績
チーム 東 学 中 京 東 女 桜 花 常 葉 中 女 失点 順位
東海学園
0−8

2−3

4−5

3−2

3−0
18 4位
中  京
8−0

3−1

6−1

6−0

15−0
優勝
東海女子
3−2

1−3

0−4

2−1

3−2
12 3位
桜花学園
5−4

1−6

4−0

6−3

4−2
15 2位
常葉学園
2−3

0−6

1−2

3−6

1−0
17 5位
中京女子
0−3

0−15

2−3

2−4

0−1
26 6位

2.二部リーグ戦対戦成績
チーム 中 学 愛 教 日 福 静 岡 聖 徳 名 城 失点 順位
中京学院
2−1

8−3

15−0

13−0

15−0
1位
愛知教育
1−2

12−1

15−0

27−2

19−0
2位
日本福祉
3−8

1−12

10−0

17−5

16−0
25 3位
静  岡
0−15

0−15

0−10

12−11

6−11
62 5位
岐阜聖徳
0−15

2−27

5−17

11−12

8−9
80 6位
名  城
0−15

0−19

0−16

11−6

9−8
64 4位
※3〜5位は、リーグ戦規定により、当該チーム間で失点・総失点の少ない方が上位

3.一・二部入れ替え戦
  中京学院大学3−1中京女子大学(中京学院大学は一部昇格)

4.個人表彰選手
  最優秀選手賞 :中田 奈緒(中京大学 打率打点ともリーグトップで長打力もあり)
  敢闘選手賞  :石川  茜(桜花学園大学 全試合に登板し4勝で最多勝)
  優秀選手賞  :丸山 奈美(中京学院大学 驚異の高打率で2部優勝に貢献)
  1部首位打者賞:上野 佳苗(桜花学園大学)5割0分0厘
  同    上 :小木曽由香(東海女子大学)5割0分0厘
  同    上 :中田 奈緒(中京大学)  5割0分0厘
  2部首位打者賞:丸山 奈美(中京学院大学)7割1分4厘
  ベストナイン 投  手:東  瑠璃(中京大学 登板3試合をすべて完投勝利)
         捕  手:岩切 奈那(中京大学 好リード無失策で優勝に貢献)
         一 塁 手:羽佐田彩乃(桜花学園大学 打率.429の4番打者)
         二 塁 手:小島 愛弓(中京大学 打率.429、打点5でチームの大黒柱)
         三 塁 手:和志武由実(桜花学園大学 打率.417で長打力のある打者)
         遊 撃 手:摺本 志保(中京大学 俊足好打が光りチーム最高の6得点)
         外 野 手:上野 佳苗(桜花学園大学 チームのまとめ役で首位打者)
         外 野 手:高橋 愛菜(中京大学 .462の高打率で長打も3本)
         外 野 手:小木曽由佳(東海女子大学 無失策の首位打者)
         DP・DEFO:小嶋 愛子(東海学園大学 チーム最多安打の存在感)

5.代表権
1)第2回東海地域大学選手権大会
  中京大学、桜花学園大学、東海女子大学、東海学園大学、常葉学園大学、中京学院大学、中京女子大学、愛知教育大学
2)第37回西日本大学選手権大会
  中京大学、桜花学園大学、東海女子大学、東海学園大学、常葉学園大学、中京学院大学

6.講評
 2試合を除き五月晴れの好天に恵まれたリーグ戦となった。一部の展開は初日順調に始まったが、2日目に桜花学園大学が昨季優勝の東海学園大学に逆転サヨナラ勝ちを収め、流れが変わった。その後も桜花学園大学は3連勝の快進撃で初の準優勝に輝いた。優勝したのは中京大学で、2日目以降も危なげなく試合を進め、全勝で2季ぶり27回目の優勝となった。期待に反したのは、東海学園大学と中京女子大学であった。東海学園大学は昨季優勝した勢いが全くみられず、その後は敗戦を続けて4位に甘んじた。また、実力を付けてきた中京女子大学は、全ての試合に善戦したが、ここ1本のタイムリー欠乏症に泣いて5戦全敗で最下位となった。
 一方二部は、昨季と同様に、中京学院大学と愛知教育大学が他の4チームを寄せ付けず,最終日での全勝対決となった。この試合は中京学院大学が1点先行し、愛知教育大学がすぐに追いつくという緊迫した展開になったが、終盤突き放した中京学院大学が1点差で逃げ切って優勝を決めた。下位3チームは選手層の薄さに苦労していたが、最後まで立派に戦い抜いた。今後は部員数の確保に努めるとともに、守備力の強化を図ってもらいたい。
 入れ替え戦では、二部優勝の勢いそのままに中京学院大学が中京女子大学を圧倒し、3−1で3季ぶりに一部復帰を果たした。

(東海学連理事長 水谷 博)




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