東海テレビ杯
平成18年度春季
第47回東海地区大学(女子)ソフトボールリーグ戦

−兼、第41回全日本大学ソフトボール選手権大会一次予選−
−兼、第38回西日本大学ソフトボール選手権大会予選−

会期:平成18年4月29日・30日、5月4日・6日
会場:愛知県岡崎市中央総合公園球技場
1.一部リーグ戦対戦成績
チーム 東 学 常 葉 中 京 桜 花 中 学 東 女 失点 順位
東海学園
3−0

3−4

3−0

2−1

7−0
2位
常葉学園
0−3

0−2

0−2

8−0

7−4
11 4位
中  京
4−3

2−0

4−1

5−4

1−2
10 優勝
桜花学園
0−3

2−0

1−4

1−2

9−2
11 3位
中京学院
1−2

0−8

4−5

2−1

0−10
26 6位
東海女子
0−7

4−7

2−1

2−9

10−0
24 5位
※優勝と2位、3位〜5位は、直接対戦の結果による。

2.二部リーグ戦対戦成績
 ・予選リーグ戦

チーム 中 女 愛 教 日 福 静 岡 失点 順位
中京女子
1−2

6−10

15−0
12 3位
愛知教育
2−1

5−4

15−0
1位
日本福祉
10−6

4−5

10−0
11 2位
静  岡
0−15

0−15

0−10
35 4位
 ・順位決定戦

3.入れ替え戦
 中京学院大学(1部6位)0−7愛知教育大学(2部1位) 愛知教育大学は1部昇格

4.1部個人表彰
 最優秀選手賞 :鈴 木 里 佳(中京大)
 首 位 打 者:小 森 美 幸(東海学園大) 5割0分0厘
 打  点  賞:峯 田  梢 (東海学園大) 打点4
 本 塁 打 賞:該当者なし
 盗  塁  賞:山 田 真 代(東海学園大) 盗塁6
 最優秀防御率賞:田 中 粧 子(東海学園大) 防御率0.00
 ベストナイン
     投 手:田 中 粧 子(東海学園大)
     捕 手:瀬ノ口 真 貴(中京大)
     一塁手:河 内 雅 美(中京大)
     二塁手:世 古 由 香(中京大)
     三塁手:小 森 美 幸(東海学園大)
     遊撃手:池 田 清 夏(東海学園大)
     外野手:南   景 子(中京大)
         山 田 真 代(東海学園大)
         小 林 美紗代(桜花学園大)
     DPDEFO:三 枝 幸 恵(桜花学園大)


5.2部個人表彰
 優 秀 選 手 賞:渕 上 幸 子(愛知教育大)
 首 位 打 者 賞:座間味  瞳 (中京女子大) 5割3分3厘
 最優秀防御率賞:河 部 祐 里(愛知教育大) 防御率1.18


6.講評
 地元豊橋市でのインカレを控えた春季リーグ戦であったが、もうひとつ物足りなさを感じさせられた。2部3チームの部員不足による欠場は言うまでもなく、1部リーグ戦においてもコールドゲームが3試合あり、試合内容にやや緊迫感に欠けた感じを受けた。もちろん、手に汗握る接戦もあり、ソフトボールの厳しさやおもしろさを満喫させられた試合もあった。しかしながら、7月に台湾で開催される世界女子大学選手権大会へは本リーグから選手を送ることができず、8月の西日本・インカレでの優勝を目指せるような圧倒的な力を見いだすことはできなかった。優勝・準優勝の2チームにはこれで満足することなく、全国ばかりでなく、世界を視野に入れて競技力の向上に努めてもらいたい。また、他のチームは低いレベルでのドングリの背比べにならないよう、いつでも上位チームに取って代わるだけの力を養っておいてほしい。そのためのキーワードは「スピードと正確性」に尽きると思われる。
 一方2部は、上位3チームによる熾烈な争いが展開された。いずれも現在の1部で活躍できるだけの力を有していると思われるが、2部に甘んじている最大の要因は、投手力を中心とする守備力にあると思われる。ひとつでも先の塁を狙う走塁・それを許さない素早くて正確な送球、そして状況に応じた守備の戦術、これらの克服が上を目指す課題になるだろう。なお、点差にもめげず最後まで爽やかだった静岡大を讃え、補助員に徹していただいた3大学に感謝の意を表したい。

(東海地区大学ソフトボール連盟理事長 水谷 博)




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