東海テレビ杯
平成21年度春季第53回東海地区大学(女子)
ソフトボールリーグ戦大会
−兼、第44回全日本大学ソフトボール選手権大会一次予選−
(第6回東海地域大学ソフトボール選手権大会予選)
−兼、第41回西日本大学ソフトボール選手権大会予選−

会期:5月3・4・5・9・10日
会場:愛知県幸田町/深溝運動場
一部リーグ戦対戦成績
チーム 東海学園 愛知教育 東海学院 中  京 中京女子 鈴鹿国際 失点率
東海学園 ○5−2 ○4−3 ○5−3 ○2−1 ○3−0 1.80
愛知教育 ●2−5 ●0−7 ●0−2 ○1−0 ●0−2 2.97
東海学院 ●3−4 ○7−0 ●2−3 ○5−2 △4−4 2.84
中  京 ●3−5 ○2−0 ○3−2 ○7−0 ○5−0 1.44
中京女子 ●1−2 ●0−1 ●2−5 ●0−7 ●0−7 5.02
鈴鹿国際 ●0−3 ○2−0 △4−4 ●0−5 ○7−0 2.63
※3位〜4位は失点率による。



二部リーグ戦対戦成績
チーム 桜花学園 名 古 屋 静  岡 浜  松 中京学院 日本福祉 岐阜聖徳 順位
桜花学園 ○10−3 ●6−8 ○13−4 ●0−8     4位
名 古 屋 ●3−10 ●6−7 ○14−5     ○12−7 5位
静  岡 ○8−6 ○7−6 ○12−2   ●1−8   2位
浜  松 ●4−13 ●5−14 ●2−12       7位
中京学院 ○8−0       ●1−2 ○9−1 3位
日本福祉     ○8−1   ○2−1 ○8−3 1位
岐阜聖徳   ●7−12     ●1−9 ●3−8 6位
※斜線のある欄は予選リーグ戦で、斜線のない欄は順位決定戦である。



一部・二部入れ替え戦
愛知教育大学(6位)8−0静岡大学(2位)
 ※愛知教育大学一部、静岡大学二部残留
中京女子大学(6位)8−6日本福祉大学(1位)
 ※中京女子大学一部、日本福祉大学二部残留

代表
第6回東海地域大学ソフトボール選手権大会
(第44回インカレ最終予選):
 東海学園大学・中京大学・鈴鹿国際大学・
 東海学院大学・愛知教育大学・中京女子大学・
 日本福祉大学・静岡大学
第41回西日本大学ソフトボール選手権大会:
 東海学園大学・中京大学・鈴鹿国際大学・
 東海学院大学・愛知教育大学・中京女子大学


個人表彰
最優秀選手賞   :澤入亜希子(東海学園大学)
一部首位打者賞  :澤入亜希子(東海学園大学) 記録 0.545
打点賞      :岡部麻由美(東海学院大学) 記録 5
本塁打賞     :該当者なし
盗塁賞      :該当者なし
一部最優秀防御率賞:矢田 文香(鈴鹿国際大学) 記録 1.05

二部優秀選手賞  :的場 万依(日本福祉大学)
二部首位打者賞  :小南 佳苗(中京学院大学) 記録 0.714
二部最優秀防御率賞:加藤ひかり(中京学院大学) 記録 0.00
ベストスコアラー賞:田中 えり(中京大学)
ベスト放送員賞  :該当者なし
ベストナイン
 投 手:小沢佳那子(中京大学  3年)
 捕 手:福元 朱実(東海学院大学4年)
 一塁手:山田あおい(東海学園大学4年)
 二塁手:入野 恵里(中京大学  2年)
 三塁手:村井 美保(東海学園大学2年)
 遊撃手:稲垣ゆみこ(東海学園大学4年)
 外野手:澤入亜希子(東海学園大学4年)
 外野手:伊藤 莉乃(鈴鹿国際大学2年)
 外野手:上田  恵 (東海学園大学4年)
 DP・DEFO:吉田 早希(東海学院大学4年)
講評
 8年ぶりの幸田町における開催となった本リーグ戦は、同町ソフトボール協会創立30周年の記念行事として、町のご支援も得て盛大に開催された。あいにくの天候により、予備日以外にも日程を1日繰り延べなければならなかったが、協会と町の全面的なご協力により、無事全日程を終了できたことに対し、まずもって御礼申し上げます。
 さて、一部リーグ戦は、東海学園大学が2季連続5回目の優勝で幕を閉じたが、昨春3位の悔しさを総合力で見事に晴らした。圧倒的な強さを見せつけたというのではなく、僅差ながら確実にひとつひとつの試合に勝利していく勝負強さは、他の追従を許さなかった。準優勝の中京大学は、チーム打率・失点率・防御率とも東海学園大学を上回りながら涙をのんだが、これは守備率の低さによるものだった。しかし、昨秋4位からの挽回は見事であった。また、昨年春に加盟した鈴鹿国際大学も、ホップ・ステップ・ジャンプで昨秋の6位から初の3位に躍進した。チーム一丸となったまとまりのある戦いぶりであった。
 また、二部リーグ戦は、上位3チームによる厳しい戦いが「地獄の二部」と言われる所以であるが、今春はこれに静岡大学が加わり4チームによる熱戦が展開された。その中から日本福祉大学が一歩抜け出したが、その差はわずかであろう。やはり、ソフトボールの勝敗を決するものは、守備力によるところが大きいと痛感された。最後に、今季も最下位に甘んじたが、昨秋に加盟した浜松大学は、今季も1勝もあげられなかったが、失点は確実に減っており、さわやかな戦いぶりは来季に期待を持たせるものであった。
 春季リーグ戦は、インカレの一次予選を兼ねた厳しいリーグ戦であったが、各チームともそれぞれの次のステップに向けて、さらなる精進を期待するものである。

(東海学連理事長 水谷 博)



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