東海テレビ杯
平成13年度春季
第48回東海地区大学(男子)ソフトボールリーグ戦結果



1.主 催:東海地区大学ソフトボール連盟
2.主 管:愛知県ソフトボール協会・同西三河支部・豊田市ソフトボール協会・愛知教育大学
3.開催日:4月29・30日、5月4・5日
4.会 場:愛知県豊田市千石公園ソフトボール場
5.一部リーグ戦対戦成績
チーム 聖 徳 愛 知 中 京 常 葉 愛 教 南 山 失点 順位
岐阜聖徳  
12−2

1−2

6−2

6−3

10−0
優勝
愛  知
2−12
 
5−4

8−7

7−4

10−0
27 3位
中  京
2−1

4−5
 
9−3

7−4

3−0
13 2位
常葉学園
2−6

7−8

3−9
 
2−1

15−6
30 4位
愛知教育
3−6

4−7

4−7

1−2
 
7−1
23 5位
南  山
0−10

0−10

0−3

6−15

1−7
  45 6位
※1〜3位の順位の決定はリーグ戦規定に基づき、当該チーム間での失点の少ない方が上位

6.二部リーグ戦対戦成績
 A.グループ戦
チーム 学 院 名古屋 朝 日 岐 経 失点 順位
愛知学院  
13−5

12−2

15−2
1位
名 古 屋
5−13
 
16−2

16−4
19 2位
朝  日
2−12

2−16
 
6−18
46 4位
岐阜経済
2−15

4−16

18−6
  37 3位

1・2位決定戦

 名  城 4−3 愛知学院


3・4位決定戦

 名 古 屋 9−3 静  岡
 B.グループ戦
チーム 名 城 静 岡 みずほ 日 福 失点 順位
名  城  
24−6

11−10

4−5
21 1位
静  岡
6−24
 
13−6

8−6
36 2位
み ず ほ
10−11

6−13
 
8−4
28 3位
日本福祉
5−4

6−8

4−8
  20 4位

5・6位決定戦

 み ず ほ 7−0 岐阜経済


7・8位決定戦

 日本福祉 9−1 朝  日

7.大学選手権第3代表決定戦
 愛知大学(一部3位)8−1名城大学(二部1位)
  愛知大学は、岐阜聖徳学園大学と中京大学とともに大学選手権の出場権を獲得

8.個人表彰
 最優秀選手賞 :河村 聡  投 手  (聖徳大 4年)
 敢闘選手賞  :橋口 智広 左翼手  (中京大 3年)
 優秀選手賞  :二村 貴也 遊撃手  (名城大 3年)
 一部首位打者賞:橋口 智広 遊撃手  (中京大 3年) 打率5割7分1厘
 二部首位打者賞:鈴木 卓真 中堅手  (愛学大 2年) 打率6割6分7厘
 ベストナイン :投  手  河村 聡 (聖徳大 4年)
         捕  手  大釜 啓之(聖徳大 3年)
         一塁手   多田 真仁(愛教大 4年)
         二塁手   守護 聖豪(常葉大 3年)
         三塁手   板東 俊輔(聖徳大 3年)
         遊撃手   福井 庸祐(中京大 3年)
         外野手   田辺 正彦(愛知大 3年)
         外野手   橋口 智広(中京大 3年)
         外野手   増田 智之(常葉大 3年)
         指名打者  牧野 宣仁(常葉大 4年)

9.総評
 「東海テレビ杯」としての最初の今季リーグ戦は、あいにくの雨に悩まされましたが、関係各位の全面的なご支援・ご協力のもとに無事全日程を終了しました。フェンスの借用やグラウンドの整備など、特に豊田市ソフトボール協会のみなさま・西三河地区の審判員のみなさまにはこの場を借りて御礼申し上げます。
 一部リーグ戦は、秋季と同様の混戦となり、4勝1敗で3チームが並ぶ結果になりましたが、これはいずれのチームも投打ともに決定力がなかったことによると思われます。ひとつのアウト・セーフが試合の結果のみならず最終順位までも決定してしまうというシビアな状況の連続で、勝負という面からは興味が尽きませんでした。その中で、聖徳大学が最小失点での連続優勝を決めたのは、一歩投手力が抜きでていたからでしょう。しかし、競技力という面からはやや物足りなさを感じさせられました。外野フェンスを設置する試合では1球の失投が試合の展開を大きく変えてしまいます。今季から、失点によって順位を決定するルールに代えたことが典型的に示しているように、ソフトボールの原点は守備であり、如何に守りきることができるかが、各チームとも今後の大きな課題になるでしょう。1本のホームランで勝負が決するのではなく(もちろんそれもあっていいが)、内外野を打球や送球がポンポン行き交う、大味でないきめ細かいゲームがおもしろいのです。
 二部リーグ戦は、伝統の愛知学院大が貫禄を示し切れず、勢いのある名城大学が優勝決定戦で辛くも勝利をつかみ、初の二部優勝となりました。一部でもこの勢いで活躍を期待します。全体としては各チームともレベルの向上が認められますが、大量点のゲームが多く、緊張感にやや欠けるところが一部との大きな違いでしょう。投手力を中心とする守備力の強化によって、まずは5点以内で勝敗を争う試合を期待したいものです。
 最後になりましたが、優勝杯をご寄贈いただきました東海テレビはじめ、関係各位に対しまして改めて御礼申し上げ、総評といたします。

(中京女子大学 水谷 博)




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