東海テレビ杯
平成22年度秋季第67回東海地区大学(男子)
ソフトボールリーグ戦
会期:平成22年10月16日・30日・11月3日・23日
会場:愛知県刈谷市/双葉グラウンド他、安城市/総合運動公園
一部リーグ戦対戦成績
チーム 中  京 中京学院 愛  知 日本福祉 愛知教育 岐阜聖徳 順位
中  京 ●2−7 ○6−0 ○1−0 ○5−0 ○5−3 2位
中京学院 ○7−2 ○4−0 ○4−2 ○5−3 ○14−0 優勝
愛  知 ●0−6 ●0−4 ○13−3 ○4−2 ●5−9 4位
日本福祉 ●0−1 ●2−4 ●3−13 ●2−5 ●2−9 6位
愛知教育 ●0−5 ●3−5 ●2−4 ○5−2 ●3−10 5位
岐阜聖徳 ●3−5 ●0−14 ○9−5 ○9−2 ○10−3 3位


二部リーグ戦対戦成績
チーム 中  部 愛知学院 名古屋商 静  岡 名 古 屋 南  山 順位
中  部 ○5−4 ○6−2 ○6−5 ○10−5 ●11−4 1位
愛知学院 ●4−5 ○4−2 ○8−0 ●4−16 ○8−5 2位
名古屋商 ●2−6 ●2−4 ○7−4 ○16−6 ●4−13 4位
静  岡 ●5−6 ●0−8 ●4−7 ○6−5 △6−6 6位
名 古 屋 ●5−10 ○16−4 ●6−16 ●5−6 ○4−2 5位
南  山 ○4−11 ●5−8 ○13−4 △6−6 ●2−4 3位
※4〜5位は直接対戦の結果による。


三部リーグ戦対戦成績
チーム 常葉学園 東海学園 名  城 名古屋産 み ず ほ 順位
常葉学園 ○7−0 ○10−3 ●5−15 ○15−5 2位
東海学園 ●0−7 ●5−13 ●8−13 ●3−22 5位
名  城 ●3−10 ○13−5 ●12−13 ○13−7 3位
名 古 屋 ○15−5 ○13−8 ○4−3 ○12−2 1位
み ず ほ ●5−15 ○22−3 ●0−9 ●2−12 4位

一部・二部入れ替え戦
愛知教育大(5位)3−6愛知学院大(2位)
 ※愛知教育大二部降格、愛知学院大一部昇格
日本福祉大(6位)4−3中部大(1位)
 ※日本福祉大一部残留、中部大二部残留

二部・三部入れ替え戦
静岡大(6位)12−2名古屋産業大(1位)
 ※静岡大二部残留、名古屋産業大三部残留

個人表彰
最優秀選手賞    :三浦  亮(中京学院大学)
一部首位打者賞   :佐竹 直樹(岐阜聖徳学園大学)
            記録 5割3分8厘
一部打点賞     :根津 啓太(中京大学)
            記録 9
一部本塁打賞    :該当者なし
一部盗塁賞     :該当者なし
一部最優秀防御率賞 :片岡  涼(中京学院大学)
            記録 1.30
二部優秀選手賞   :山田 佳史(中部大学)
二部首位打者賞   :中村 康佑(南山大学)
            記録 6割8分4厘5
二部最優秀防御率賞 :山田 佳史(中部大学)
            記録 2.65
三部優秀選手賞   :佐野 祐太(名古屋産業大)
三部首位打者賞   :原  路塁(常葉学園大学)
            記録 8割7分5厘
三部最優秀防御率手賞:神薗 晃智(常葉学園大学)
            記録 9.12
ベストスコアラー賞 :三宅いず美(愛知大学)
ベスト放送員賞   :阿知波君恵(愛知教育大学)

ベストナイン
 投 手:大森  優(中京学院大学)
 捕 手:和田 隆太(中京大学)
 一塁手:嶋田 稔貴(中京大学)
 二塁手:芝  大紀(中京学院大学)
 三塁手:福岡 寛也(愛知教育大学)
 遊撃手:吉田 和史(中京学院大学)
 外野手:山田 将也(中京大学)
 外野手:藤下  樹(岐阜聖徳学園大学)
 外野手:川上 貴寛(愛知大学)
 DP・DEFO:大井 英幸(中京学院大学)
講評
 本リーグ戦は、10月16日に始まり11月23日に終了するという長いものになってしまいました。コンディションを維持するために、選手諸君は多大な努力を強いられたものと推察します。また、このような変則日程にもかかわらず、最後までリーグ戦の開催にご尽力いただいた刈谷市連盟、予備日の球場をご提供いただいた安城市協会に対しまして、まずもって御礼申し上げます。
 さて、一部リーグ戦は大方の予想通り、インカレ3位の中京大学とこれを追う中京学院大学が全勝で勝ち進み、最終日最終試合での決戦となりました。結果は、先行し一旦は追いつかれた中京学院大学が集中打で突き放して3季ぶり8回目の優勝となりました。この2チーム以外では元気が見られず、低調なリーグ戦であったような気がしますが、春季に一部へ昇格した岐阜聖徳学園大学が久々に上位へ食い込んだことは注目されました。
 二部リーグ戦は全勝チームも全敗チームもなく、いつものように混戦となりました。これは完封試合が1試合しかないことに典型的に示されるように、各チームとも投手を中心とする守備力の弱さに起因するものと思われます。長打とやらずもがなの失点の多さがそれを物語っています。点の取り合いは、選手にとっては楽しくおもしろいものかもしれませんが、ソフトボール独特の緊張感とスピードが失われてしまいます。選手諸君の意識改革も求められています。
 三部リーグ戦は、今春加盟の名古屋産業大学が初優勝で終了しました。各チームともまだまだ努力しなければならない点は多々ありますが、学生らしく一生懸命なのは好感が持てました。まずはソフトボール楽しむことですが、試合をすることだけでなく、リーグ戦をみんなで作り上げていくという気概を示してほしいとも感じられました。
 最後に入れ替え戦ですが、リーグ戦創設以来の古豪愛知学院大学の一部昇格が特筆されます。インカレでは悔しい思いもしましたが、これをバネにした昇格でしょう。愛知教育大学と中部大学には今後の奮起が期待されます。

(東海学連事務局長 水谷 博)




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