東海テレビ杯
平成23年度秋季第69回東海地区大学(男子)
ソフトボールリーグ戦
会期:平成23年10月8・23・29・11月23・27日
会場:愛知県安城市/総合運動公園、刈谷市/亀城公園運動広場
一部リーグ戦対戦成績
チーム 中  京 中京学院 愛知学院 愛  知 名 古 屋 名  商 順位
中  京 ●2−3 ○15−4 ○2−1 ○8−1 ○9−0 2位
中京学院 ○3−2 ○12−4 ○7−5 ○11−1 ○11−1 優勝
愛知学院 ●4−15 ●4−12 ○4−3 ○11−8 ●6−10 4位
愛  知 ●1−2 ●5−7 ●3−4 ○10−3 ○7−0 3位
名 古 屋 ●1−8 ●1−11 ●8−11 ●3−10 ●3−11 6位
名古屋商 ●0−9 ●1−11 ○10−6 ●0−7 ○11−3 5位
※3〜5位は当該チーム間の失点率による。



二部リーグ戦対戦成績
チーム 岐阜聖徳 日本福祉 愛知教育 中  部 静  岡 常葉学園 順位
岐阜聖徳 ○10−0 ○9−6 ○2−1 △12−12 ●5−6 3位
日本福祉 ●0−10 ●5−12 ○13−5 ●0−8 ○4−2 4位
愛知教育 ●6−9 ○10−0 ●3−12 ●4−7 ●0−8 6位
中  部 ●1−2 ●5−13 ○10−0 ●3−4 ●0−8 5位
静  岡 △12−12 ○8−0 ○12−3 ○4−3 △7−7 1位
常葉学園 ○6−5 ●2−4 ○7−4 ○8−0 △7−7 2位
※2〜3位、5〜6位は直接対戦の結果による。





三部リーグ戦対戦成績
チーム 南  山 み ず ほ 名  城 東海学園 順位
南  山 ●2−3 ○15−12 ○7−0 1位
み ず ほ ○3−2 ●14−16 ○7−0 2位
名  城 ●12−15 ○16−14 ○7−0 3位
東海学園 ●0−15 ●0−7 ●0−7 4位
※1〜3位は当該チーム間の失点率による。




一部・二部入れ替え戦
 名古屋商科大(5位)6−11常葉学園大(2位)
  ※常葉学園大一部昇格、名古屋商科大二部降格

 名古屋大(6位)9−6静岡大(1位)
  ※名古屋大一部残留、静岡大二部残留

二部・三部入れ替え戦
 愛知教育大(6位)0−6南山大(1位)
  ※南山大二部昇格、愛知教育大三部降格

個人表彰
最優秀選手賞   :吉田 和史(中京学院大学)
一部首位打者賞  :藤田 将和(愛知学院大学)
         :川原  光(中京学院大学)
           記録 7割0分0厘
一部打点賞    :藤田 将和(愛知学院大学)
           記録 9
本塁打賞     :藤田 将和(愛知学院大学)
           記録 4
盗塁賞      :該当者なし
一部最優秀防御率賞:深津 悠平(中京大学)
           記録 0.98
二部優秀選手賞  :加藤 将大(静岡大学)
二部首位打者賞  :市川 拓也(常葉学園大学)
           記録 8割8分5厘
二部最優秀防御率賞:神薗 晃智(常葉学園大学)
           記録 2.66
三部優秀選手賞  :小川 祐貴(南山大学)
三部首位打者賞  :清田 俊輔(名城大学)
           記録 7割2分7厘
三部最優秀防御率賞:向井 將吾(南山大学)
           記録 2.33
ベストスコアラー賞:該当者なし
ベスト放送員賞  :今荘 拓晟(東海学園大学)

ベストナイン
 投 手:片岡  涼(中京学院大学)
 捕 手:和田 隆太(中京大学)
 一塁手:南谷 純也(愛知学院大学)
 二塁手:栗本 拓哉(愛知大学)
 三塁手:大井 英幸(中京学院大学)
 遊撃手:泉  昌宏(名古屋商科大学)
 外野手:川上 貴寛(愛知大学)
 外野手:山田 将也(中京大学)
 外野手:村主 大輔(愛知学院大学)
 DP・DEFO:川地 洋輔(名古屋大学)
講評
 本リーグ戦は、10月8日に始ったものの雨にたたられて11月27日に終了するという長いものになってしまった。コンディションを維持するために、選手諸君は多大な努力を強いられたものと推察される。また、このような変則日程にもかかわらず、予備日を3日間もご提供いただき最後まで開催にご尽力いただいた刈谷市連盟に対しまして、まずもって御礼申し上げます。
 さて、一部リーグ戦は大方の予想通り、インカレ優勝の中京学院大学と同3位だった中京大学が全勝で勝ち進み、最終試合での決戦となった。結果は、2点先行された中京学院大学が6回裏に集中打で逆転して2季ぶり9回目の東海チャンピオンに輝いた。3〜5位は2勝3敗で失点率で順位が決まるという打高投低の低調なリーグ戦であった。一部唯一の国立大学である名古屋大学は、リーグ戦では全敗したものの、入れ替え戦で意地を見せたのが救いだった。なお、愛知学院大学の藤田君はリーグ戦初の三冠王に輝いた。
 二部リーグ戦はいつものように、全勝チームも全敗チームもなく混戦となった。これは完封試合が3、10得点以上の試合が6ということに示されるように、各チームとも投手を中心とする守備力の弱さに起因するものと思われる。ただ、一部下位から三部上位までの実力差は紙一重で、この混戦から抜け出て全国を目指すためには、守備力の強化しかない。ソフトボール独特の緊張感とスピード感あふれる試合を期待する。
 三部リーグ戦は、朝日大学と大同大学が当初から棄権し、東海学園大学も途中から出場できなくなるという寂しいものになった。まずは試合をすることでソフトボール楽しみ、リーグ戦をみんなで作り上げていくという気概を示してほしいものである。その中で、来季の登録が危ぶまれる愛知みずほ大学の健闘が光った。
 最後に入れ替え戦だが、まず、伝統ある愛知教育大学の三部降格が悔やまれる。二部優勝を争った静岡の2大学は明暗を分けたが、来季校名変更の常葉学園大学には、これを弾みに一部での活躍が期待される。
(東海学連事務局長 水谷 博)



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