東海テレビ杯
平成25年度秋季第62回東海地区大学(女子)
ソフトボールリーグ戦
会期:平成25年9月28・29日、10月5・6日
会場:愛知県高浜市/碧海グラウンド・流作グラウンド
一部リーグ戦対戦成績
チーム 中  京 東海学園 鈴鹿国際 日本福祉 至 学 館 岐阜経済 順位
中  京 ●1−2 ●4−5 ○8−0 ○5−2 ○4−2 3位
東海学園 ○2−1 ○7−1 ○2−0 ○7−0 ○11−4 優勝
鈴鹿国際 ○5−4 ●1−7 ○7−1 ○10−0 ○4−3 2位
日本福祉 ●0−8 ●0−2 ●1−7 ○3−0 ●0−1 5位
至 学 館 ●2−5 ●0−7 ●0−10 ●0−3 ●1−8 6位
岐阜経済 ●2−4 ●4−11 ●3−4 ○1−0 ○8−1 4位



二部リーグ戦対戦成績
チーム 東海学院 岐阜聖徳 愛知教育 静  岡 中京学院 常  葉 名 古 屋 順位
東海学院 △8−8 ○9−2 ○13−0 ●3−8 2位
岐阜聖徳 △8−8 ●4−6 ○4−3 ○10−0 5位
愛知教育 ●2−9 ○6−4 ○11−1 ●2−9 4位
静  岡 ●0−13 ●3−4 ●1−11 7位
中京学院 ○9−2 ●5−12 ○14−0 1位
常  葉 ○8−3 ○12−5 ○10−0 3位
名 古 屋 ●0−10 ●0−14 ●0−10 6位
※斜線のある欄は予選リーグ戦で、斜線のない欄は順位決定戦である。



一部・二部入れ替え戦
日本福祉大学(一部5位) 3−2 東海学院大学(二部2位)
  ※日福大は一部残留、東院大は二部残留

至学館大学(一部6位) 1−11 常葉大学(二部1位)
  ※学館大は二部降格、常葉大は一部昇格

個人表彰
最優秀選手賞    :磯淵 沙樹 (東海学園大)
一部首位打者賞   :磯淵 沙樹 (東海学園大)
            記録 6割2分5厘
一部打点賞     :金子 真依(東海学園大)
            記録 6
本塁打賞      :大塚 友紀(岐阜経済大)
            記録 3
盗塁賞       :該当者なし
一部最優秀防御率賞 :長瀬 りえ (東海学園大)
            記録 1.00
二部優秀選手賞   :槫林 真貴 (常葉大)
二部首位打者賞   :西村 紗季 (岐阜聖徳大)
            記録 8割0分8厘
二部最優秀防御率賞 :跡部 育美 (岐阜聖徳大)
            記録 0.00
ベストマネジメント賞:至学館大学
ベストスコアラー賞 :宮脇 結佳 (岐阜聖徳大)
ベスト放送員賞   :岡元美津希 (岐阜経済大)

ベストナイン
 投  手 若林恵里奈(岐阜経済大学1年)
 捕  手 金子 真依(東海学園大学2年)
 一 塁 手:磯淵 沙樹(東海学園大学2年)
 二 塁 手:小松 良江(鈴鹿国際大学3年)
 三 塁 手:山本 菜々(日本福祉大学3年)
 遊 撃 手:下山 実咲(中京大学  3年)
 外 野 手:木村 彩乃(鈴鹿国際大学2年)
 外 野 手:森光 眞子(鈴鹿国際大学1年)
 外 野 手:塚本 智名(中京大学  3年)
 DPFP:木村麻利亜(東海学園大学1年)
講評
 9月28・29日、10月5・6日の四日間、愛知県高浜市連盟の皆様のご尽力により、順調に全日程が終了しました。昨年は天候に恵まれず、12月までリーグ戦が続きましたが、今年はそのようなこともなく、順調に開催できましたことにまずもって感謝申し上げます。
 今季の一部リーグ戦では、東海学園大、鈴鹿国際大、中京大に続いて昨季一部に返り咲いた岐阜経済大が4位に浮上した。その岐阜経済大は上位いある鈴鹿国際大、中京大をタイブレイカーまで持ち込み、接戦を演じた。残念ながら一歩及ばなかったものの、創部5年目の来季に飛躍の期待がかかる。第48回全日本選手権で初優勝を遂げた中京大は、4年生が引退した穴を埋めることができず、鈴鹿国際大、東海学大に連敗して3位となった。一方、準優勝の鈴鹿国際大も岐阜経済大、中京大との接戦を制したものの、東海学園大戦では7失点と敗戦を喫した。全勝優勝を遂げたのは東海学園大。全日本選手権で活躍した投手力は健在で、岐阜経済大に4失点したものの、その他4試合では平均失点0.5と安定感は抜群だった。また持ち前の打線も5試合で29点と圧倒的な力を見せての堂々たる優勝を遂げた。5位には最近では常に4位をキープしていた日本福祉大、6位はあらゆる面でのスピードが劣った至学館大となった。 優勝した東海学園大からはベストナインが3名選出された。最優秀選手賞には、打率0.625で首位打者を獲得した東海学園大の磯渕沙樹内野手が選ばれた。最優秀防御率は、同じく東海学大の長瀬りえ(記録1.00)が獲得した。また、久々の本塁打賞は岐阜経済大の大塚友紀(記録3)が獲得し、チーム浮上の立役者となった。
 二部では、返り咲きを狙う東海学院大と古豪の常葉大が勝ち上がり、入れ替え戦へと進んだ。入れ替え戦では、常葉大が11対1と至学館大を寄せ付けず、一部返り咲きを果たした。古豪復活が期待される。一方の日本福祉大と東海学院大の入れ替え戦では、2点を追う東海学院大が終盤に追いつくも7回裏にサヨナラ負けを喫し、一部復帰はならなかった。
 今リーグ戦では、岐阜経済大が初の4位に浮上し、上位を脅かしたこと、古豪の常葉大が一部復帰を果たしたことは特筆すべきである。東海地区における大学女子リーグ戦の競争激化の幕開けを予感させる。中京大の初優勝によりもたらされた文部科学大臣杯と全日本学連の優勝旗、優勝杯を来年第49回大会でも、この東海地区に保持するため、東海地区大学リーグに所属する全チームが切磋琢磨し続けることを今後も期待したい。
 なお、今季から「ベストマネジメント賞」を新設した。ソフトボールの試合は2チームの選手がいればできるのではなく、審判員をはじめとして記録員や放送員、それにグラウンド整備やボール拾いを担当する係などが一致協力して組織的に行われていることへの理解は決して十分ではないことから、運営担当チームがこのこのことの理解を深めて試合を運営するという自覚を高めるために、優れた試合運営を組織的に行った(ゲームのマネジメント)チームを表彰しようとするものである。その第1号には、試合では思うような成績が上げられなかったが、主管校の責任を全うした至学館大学が選ばれた。
(副理事長 二瓶雄樹)



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