○主 催:東海地区大学ソフトボール連盟 ○主 管:愛知県ソフトボール協会・同協会西三河支部・碧南市ソフトボール連盟・愛知教育大学 ○後 援:碧南市・碧南市教育委員会・碧南市体育協会・東海テレビ放送(株) ○開催日:10月13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日) ○会 場:愛知県碧南市玉津浦グラウンド 上記4日間の日程により参加14校による1部15試合・2部12試合、2部順位決定戦4試合、1・2部入替戦 1試合の合計32試合が展開された。日程の変更もなく、順調に白熱したゲームが展開された。 結果は以下の通り。 【1部】
※1−2位及び4−5位は当該チーム同士の対戦結果による。 3連覇を狙う岐阜聖徳学園大学に、どの大学がストップをかけるかが注目された中、混戦を抜け出して優勝を飾ったのは愛知大学(4季ぶり9度目)であった。愛知大学はリーグ戦序盤は投打ともに今ひとつの出来であっ たもの、優勝の可能性の出てきた第4戦・最終戦とも、5点差を一気にはね返す驚異の粘りで優勝を飾った。中 でも後半2試合で3本塁打を放ち、最優秀選手にも輝いた挽内選手(2年:愛知:新城東高出)の打棒は目を見 張るものであった。一方、投手陣2人はともに不調であり、大きな課題も残った。 2位となった岐阜聖徳学園大学は新チーム結成後も元気さを継続している。手嶋投手(2年:愛知:西尾高出) はベストナインに選出され、前エースの河村投手の抜けた穴を十分にうめている。来季はひとまわり大きくなっ たチームを期待したい。 愛知教育大学は過去最高の3位となった。幹事校としての役割も十分に果たし、他大学の模範となるような活 躍ぶりであった。勢いを継続して来季に臨んでほしい。 今リーグ戦は打撃戦となる試合が目立った。外野フェンスを設置し本塁打がでやすい環境ではあるが、低レベ ルな投手力が主要因であろう。「点を取る」よりも「点を取られない」チーム作りの方が全国レベルで通用する 早道であることは言うまでもない。東海地区の男子大学チームが全国規模において上位を狙うために、全チーム 投手力の強化をはかってほしい。 レベルアップしてきている2部においては、愛知学院大学が優勝を飾り、1部最下位となった名城大学との入 替戦でも勝利を収め1部昇格。リーグ戦結成当初から参加している大学であり、活躍を期待したい。 【2部 Aグループ】
【2部 Bグループ】
【2部順位決定戦】 1・2位決定戦 愛知学院大学 9 − 2 名古屋大学 3・4位決定戦 南山大学 5 − 3 静岡大学 5・6位決定戦 岐阜経済大学 12 − 11 愛知みずほ大学 7・8位決定戦 日本福祉大学 11 − 6 朝日大学 【1部・2部入替戦】 愛知学院大学 4 − 3 名城大学 ※愛知学院大学は来季より1部に昇格。 ○表彰選手一覧 最優秀選手 挽内 勇次 (愛知大 2年) 《ベストナイン》 敢闘選手 板東 俊輔 (岐阜聖徳大 3年) 投手 手嶋 智宏 (岐阜聖徳大 2年) 優秀選手 森 亮介 (愛知学院大 4年) 捕手 大釜 啓之 (岐阜聖徳大 3年) 1部首位打者 河下 卓司 (愛知教育大 4年) 一塁手 板東 俊輔 (岐阜聖徳大 3年) 2部首位打者 佐藤 健二 (愛知学院大 4年) 二塁手 守護 聖豪 (常葉学園大 3年) 三塁手 挽内 勇次 (愛知大 2年) 遊撃手 福井 庸祐 (中京大 3年) 外野手 小川 論侑 (愛知大 1年) 外野手 伊藤 秀文 (岐阜聖徳大 3年) 外野手 前川 博信 (愛知大 3年) 指名打者 田辺 正彦 (愛知大 3年) (文責:東海地区大学ソフトボール連盟 理事 紅林和博) |