個人表彰
最優秀選手賞 :森 あすか(中京大)
一部首位打者賞 :西井 春菜 (鈴鹿国際大)
記録 6割0分0厘
一部打点賞 :西口 三晴 (鈴鹿国際大)
記録 8
本塁打賞 :該当者なし
盗塁賞 :天野 佑香(日本福祉大)
記録5
一部最優秀防御率賞 :宇野かんな(日本福祉大)
記録 0.37
二部優秀選手賞 :布村 彩花(中京学院大)
二部首位打者賞 :桐山カンナ(中京学院大)
記録 7割5分0厘
二部最優秀防御率賞 :山下 栞奈(至学館大)
記録 1.09
ベストマネジメント賞:東海学園大学
ベストスコアラー賞 :田中 麻鈴 (岐阜経済大)
ベスト放送員賞 :後藤 成美 (至学館大)
ベストナイン
投 手:木村麻利亜(東海学園大学2年)
捕 手:平川 穂波(中京大学 2年)
一 塁 手:香山紗貴子(中京大学 3年)
二 塁 手:戸村 美紅(東海学園大学2年)
三 塁 手:木村 彩乃(鈴鹿国際大学3年)
遊 撃 手:田中 唯 (日本福祉大学3年)
外 野 手:長谷 瑞希(中京大学 3年)
外 野 手:岡本 知奈(中京大学 1年)
外 野 手:天野 佑香(日本福祉大学2年)
DPFP:西井 春菜(鈴鹿国際大学3年)
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講評
9月27・28日、10月4・11日の四日間、愛知県高浜市において開催された本リーグ戦は、高浜市連盟の皆様のご尽力により、台風の影響で順延を余儀なくされたものの、全日程を終えることができました。記して感謝申し上げます。
今回のリーグ戦では、戦国時代へと突入した混戦のリーグ戦が予想された。その予想通り、上位3チームが4勝1敗で並ぶ大混戦となった。失点率による順位決定となった中で、投手陣の安定感を見せた中京大学が2季連続36回目の優勝を飾った。課題となっていた攻撃力も5試合で40得点の得点力を見せ、総合力の高さを示した。準優勝には、創部以来初めての快挙となった日本福祉大学が入った。大学をあげ強化に乗り出しているだけに、初優勝も時間の問題といえる。第3位には東海学園大。優勝した中京大学に唯一黒星をつけ、最後に意地をみせた。戦力は充実しているだけに来季への巻き返しが期待される。4位には下位2チームを取りこぼさず2勝をあげた鈴鹿国際大学、5位には下位争いを制した常葉大学、6位は前季上位を脅かした岐阜経済大学が入るという結果となった。
最優秀選手賞には、優勝した中京大から投手の森あすかが選ばれた。5戦全試合に先発し、4勝1敗とフル回転の活躍であったが、絶対的な力がないだけにこれからの成長に期待したい。最優秀防御率は日本福祉大の宇野かんな(記録0.37)が初受賞、首位打者賞にはケガから復帰した鈴鹿国際大の西井春菜(0.600)が獲得した。
二部では、4戦全勝対決を制した中京学院大学が5戦全勝で優勝、準優勝には返り咲きを狙う至学館大学が入った。中京学院大学はその勢いを入れ替え戦にもつなげ、同県対決となった岐阜経済大学戦を逆点で制し、見事一部復帰を果たした。一方、至学館大学は常葉大学に破れ一部昇格はならなかった。
今大会では、目まぐるしく変わる戦力図を描いた、まさに戦国時代の東海地区大学ソフトボールリーグ戦の結果となったと言える。「一部上位3チームが4勝1敗の同率」、「創部以来初の準優勝チームの誕生」、「前季上位を脅かしたチームがまさかの最下位」、そして「返り咲きの一部昇格」と大混戦の話題が豊富な大会となった。これは、本リーグが掲げる「競争力の激化」・「リーグ全体の底上げ」をまさに実践できた結果と言えるのではないだろうか。
リーグ戦後、10月25日には強化リーグと題して、投手、捕手、クリーンナップを対象としたソフトボールクリニックが開催された(トヨタスポーツセンター)。来年、第50回全日本インカレ三重県大会制覇に向けて、東海地区大学の「競争力の激化」と「リーグ全体の底上げ」をより一層図っていかなければならない。
(副理事長 二瓶雄樹)
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