中京テレビ杯
平成27年度春季第65回東海地区大学(女子)
ソフトボールリーグ戦大会
−兼、第50回全日本大学ソフトボール選手権大会一次予選−
−兼、第47回西日本大学ソフトボール選手権大会予選−

会期:平成27年4月25・26・29日、5月3・4・5・6日
会場:愛知県東海市/新宝緑地運動公園、豊田市/運動公園ソフトボール場
一部リーグ戦結果
チーム 中  京 日本福祉 東海学園 鈴  鹿 常  葉 中京学院 失点率
中  京 ○2−1
○18−3
○2−0
●1−3
○2−1
○9−2
○6−1
○1−0
○17−4
○4−1
1.75 2位
日本福祉 ●1−2
●3−18
●0−10
●2−10
●1−2
●0−3
○8−0
○7−3
○11−1
○7−0
4位
東海学園 ●1−2
○3−1
○10−0
○10−2
○4−2
○6−0
○12−0
○10−3
○6−0
○17−1
1.01 優勝
鈴  鹿 ●1−2
●2−9
○2−1
○3−0
●2−4
●0−6
○5−4
○2−0
○3−1
○9−2
3位
常  葉 ●1−6
●0−1
●0−8
●3−7
●0−12
●3−10
●4−5
●0−2
○8−5
●7−8
6.46 6位
中京学院 ●4−17
●1−4
●1−11
●0−7
●0−6
●1−17
●1−3
●2−9
●5−8
○8−7
5.50 5位
※優勝〜2位、5〜6位は当該チーム間の失点率による。


二部リーグ戦結果
チーム 岐阜経済 至 学 館 岐阜聖徳 愛知教育 名 古 屋 静  岡 順位
岐阜経済 ○9−6 ○15−0 ○8−1 ○9−0 ○19−0
至 学 館 ●6−9 ○7−2 ○7−4 ○9−1 ○12−5
岐阜聖徳 ●0−15 ●2−7 ○9−2 ○19−1 ○10−2
愛知教育 ●1−8 ●4−7 ●2−9 ○10−5 ○8−1
名 古 屋 ●0−9 ●1−9 ●1−19 ●5−10 ○10−5
静  岡 ●0−19 ●5−12 ●2−10 ●1−8 ●5−10


一部・二部入れ替え戦
 中京学院大学(5位) 2−4 至学館大学(2位)
  ※至学館大学一部昇格、中京学院大学二部降格
 常葉大学(6位)   2−9 岐阜経済大学(1位)
  ※岐阜経済大学一部昇格、常葉大学二部降格


個人表彰
     最優秀選手賞:木村麻利亜(東海学園大学)
    一部首位打者賞:吉田 彩夏(東海学園大学)
             記録 5割3分3厘
      一部打点賞:倉田 実沙(中京大学)
             記録 11
       本塁打賞:該当者なし
        盗塁賞:倉田 実沙(中京大学)
             記録 9
  一部最優秀防御率賞:長瀬 りえ(東海学園大学)
             記録 0.24
    二部優秀選手賞:水谷八重乃(岐阜経済大学)
       MIP賞:浦田 栞里(日本福祉大学)
 ベストマネジメント賞:稲生 真純(中京学院大学)
ベストマーケティング賞:佐藤  皐 (東海学園大学)
  ベストスコアラー賞:宮城 志帆(常葉大学)
ベストナイン
 投  手:木村麻利亜(東海学園大学)
 捕  手:平川 穂波(中京大学)
 一 塁 手:香山紗貴子(中京大学)
 二 塁 手:戸村 美紅(東海学園大学)
 三 塁 手:木村 彩乃(鈴鹿大学)
 遊 撃 手:松田 愛実(中京大学)
 外 野 手:吉田 彩夏(東海学園大学)
 外 野 手:飯塚 実沙(東海学園大学)
 外 野 手:倉田 実沙(中京大学)
 DPFP:長谷 瑞希(中京大学)
代表
 第12回東海地域大学ソフトボール選手権大会
 (第50回インカレ最終予選):

  東海学園大学・中京大学・鈴鹿大学・
  日本福祉大学・岐阜経済大学・至学館大学
  中京学院大学・常葉大学
 第47回西日本大学ソフトボール選手権大会:
  東海学園大学・中京大学・鈴鹿大学・
  日本福祉大学・岐阜経済大学・至学館大学

講評
 今春季女子リーグ戦も一部1次リーグが4月25・26・29日の三日間、愛知県東海市新宝緑地公園で15試合、一部2次・二部リーグと入れ替え戦が5月3〜6日の四日間、同県豊田市運動公園においての全32試合が行われた。多大なるご協力とご尽力をいただいた両協会に感謝申し上げます。
 今リーグ戦は9勝1敗で東海学園大と中京大が並ぶ接戦となった。当該チーム同士の失点率、得点率も同率で、順位を決したのは対全チームの失点率となった。その結果、東海学園大が3季ぶり12回目の優勝を飾った。特に東海学園大の二枚看板、先発・木村麻利亜、抑え・長瀬りえの“3年生投手コンビ”は見事な継投をみせた。打撃では新人の吉田彩夏が0.533で首位打者を獲得し、新旧投打の力が噛み合った優勝であった。準優勝の中京大は、打点賞(記録12)、盗塁賞(記録9)に輝いた倉田美沙を筆頭にベストテンに5人選ばれたが、要所でミスが見られ4季連続優勝を果たすことはできなかった。特に投手陣を柱とした、守備力の強化が必要となるだろう。全日本インカレの出場権を獲得した3位には、6勝4敗で鈴鹿大が入った。持ち前の打撃力を上位2チームの勝利に結びつけることができなかったが、全10試合に先発した大黒柱の三木聡美が踏ん張り、下位チームに取りこぼすことはなかった。前季創部初の準優勝を果たした日本福祉大は力を発揮できず、第4位と継続した強さを示すことはできなかった。下位2チームも上位同様、1勝9敗で並び、失点率対決となった。最終的には、最終戦を制した中京学院大が5位、常葉大が6位となった。
 二部では、持ち前の攻撃力を発揮した岐阜経済大が5戦全勝で優勝を決めた。2位には、悲願の一部昇格を目指している古豪の至学館大が入り、入れ替え戦に望みをつなげた。入れ替え戦では、一部5位の中京学院大に二部2位の至学館大が挑んだ。4対2の接戦を制した至学館大が悲願の昇格を果たした。一部6位の常葉大と二部1位の岐阜経済大の試合では、2点ビハインドの5回裏、岐阜経済大が一挙8点を挙げ、5回コールドで一部昇格を果たした。
 前季リーグ戦は「競争の激化」が話題となったが、今リーグ戦は残念ながら、上位2チームを脅かすチームが現れず、内容的にみても二極化を示す内容であった。5月23・24日に開催されるインカレ最終予選で、上位を脅かすチームが現れることを願いたい。
 最後に、今季から冠スポンサーとなっていただいた中京テレビ放送蒲lから、ご協賛のみならず、取材活動、閉会式でのプレゼンターなど並々ならぬご尽力をいただきましたことに対し厚く感謝申し上げます。
(東海地区大学ソフトボール連盟理事長 二瓶雄樹)



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