中京テレビ杯
平成27年度秋季第66回東海地区大学(女子)
ソフトボールリーグ戦
会期:平成27年9月28・29日、10月3・4日
会場:愛知県高浜市/碧海グラウンド・流作グラウンド
一部リーグ戦対戦成績
チーム 東海学園 中  京 鈴  鹿 日本福祉 岐阜経済 至 学 館 順位
東海学園 ○9−7 ○3−0 ○5−4 ○5−0 ○11−0 優勝
中  京 ●7−9 ●3−4 ○7−1 ○18−2 ○7−0 3位
鈴  鹿 ●0−3 ○4−3 ○5−2 ○5−2 ○4−0 2位
日本福祉 ●4−5 ●1−7 ●2−5 ○3−0 ○6−0 4位
岐阜経済 ●0−5 ●2−18 ●2−5 ●0−3 ○7−0 5位
至 学 館 ●0−11 ●0−7 ●0−4 ●0−6 ●0−7 6位



二部リーグ戦対戦成績
チーム 中京学院 常  葉 岐阜聖徳 愛知教育 名 古 屋 静  岡 順位
中京学院 ○4−0 ●0−2 ○9−2 ○3−2 ○10−0 1位
常  葉 ●0−4 ○4−2 ○15−9 ○10−0 ○6−3 3位
岐阜聖徳 ○2−0 ●2−4 ○3−2 ○7−0 ○19−1 2位
愛知教育 ●2−9 ●9−15 ●2−3 ○2−0 △7−7 4位
名 古 屋 ●2−3 ●0−10 ●0−7 ●0−2 ●5−6 6位
静  岡 ●0−10 ●3−6 ●1−19 △7−7 ○6−5 5位
※1位〜3位は当該チーム間、4〜5位は全試合の失点率による。



一・二部入れ替え戦
岐阜経済大学(一部5位) 10−0 岐阜聖徳学園大学(二部2位) ※岐経大は一部残留、岐聖大も二部残留
至学館大学(一部6位)  2−6 中京学院大学(二部1位)   ※中院大は一部昇格、至学館大は二部降格

個人表彰
最優秀選手賞     :飯塚 紗耶(東海学園大)
一部首位打者賞    :川地 亜妃奈 (中京大)
             記録 7割0分0厘
一部打点賞      :今川 瑞希 (中京大)
             記録 7
本塁打賞       :該当者なし
盗塁賞        :該当者なし
一部最優秀防御率賞  :長瀬 りえ(東海学園大)
             記録 1.27
二部優秀選手賞    :林  奈央子(中京学院大)
MIP賞       :高橋 利那 (鈴鹿大)
ベストマネジメント賞 :新藤かおり (日本福祉大)
ベストマーケティング賞:菅沼 彌月 (東海学園大)

一部ベスト10
 投  手:三木 聡美(鈴鹿大学  4年)
 捕  手:棚町 佳奈(東海学園大学1年)
 一 塁 手:須川有里加(日本福祉大学2年)
 二 塁 手:松田 愛実(中京大学  3年)
 三 塁 手:今川 瑞希(中京大学  2年)
 遊 撃 手:吉田 彩夏(東海学園大学1年)
 外 野 手:浦口 菜々(東海学園大学3年)
 外 野 手:森光 眞子(鈴鹿大学  3年)
 外 野 手:天野 佑香(日本福祉大学3年)
 DPFP:川地亜妃奈(中京大学  3年)
二部ベストプレイヤー賞
 中京学院大学  :中村 凪沙
 岐阜聖徳学園大学:堀部紗菜実
 常葉大学    :堀田 留夏
愛知教育大学  :山口 弘美
 静岡大学    :古郡美希奈
 名古屋大学   :今井 瞳
講評
 9月26・27日、10月3・4日の四日間好天に恵まれ、愛知県高浜市連盟の皆様のご尽力により、滞りなく全日程が終了したことに感謝申し上げます。また最終日には、中京テレビ様のご尽力により、リーグ初のインターネット中継が行われました。今後、このような環境に見合う、素晴らしい試合が展開できるよう、リーグ全体として選手、チームのレベルアップ並びに選手教育に邁進して参ります。
 今回のリーグ戦では、第50回全日本インカレでベスト4に残った東海学園大、中京大の二校が先導していくリーグ戦の展開が予想された。しかし、二日目その様相が一変する。中京大対鈴鹿大戦において、鈴鹿大が先制、それに中京大が追い付く展開繰り広げられた。最後は鈴鹿大が突き放して勝利を収め、「二強リーグ戦」の展望を打破した。三日目、全勝対決となった鈴鹿大対東海学園大戦でも、鈴鹿大は強力打線で女王相手に食い下がった。しかし、東海学園大の長瀬りえ(♯18)の前に完封負けを喫し、地力の差を見せつけられた。最終日、鈴鹿大対日本福祉大戦では、2点を追う最終回裏、鈴鹿大が木村綾乃(♯7)のサヨナラスリーランを含む一挙5点を挙げサヨナラ勝利、準優勝に華を添えた。最終戦の中京大対東海学園大戦では、3回までに6点差をつけてリードしていた東海学園大に対し、中京大が3回に2点、4回に3点を返し、接戦へと持ち込んだ。さらに追加点を2点を挙げられて2点差まで迫られ最終回、一打逆転のピンチを迎えた東海学園大だったが、エース木村麻利亜(♯11)が後続を断ち、全勝優勝を決めた。しかし、試合内容は、「二強対決」らしからぬもので、荒れた試合展開であった。この結果、東海学園大が二期連続12回目の優勝、準優勝には鈴鹿大、以下、中京大、日本福祉大、岐阜経済大、至学館大の順であった。
 二部では、一敗で中京学院大、岐阜聖徳学園大、常葉大の3チームが並び、当該チーム間の失点率により中京学院大、岐阜聖徳学園大の二校が入れ替え戦へとコマを進めた。入れ替え戦では、中京学院大が至学館大に競り勝ち、一部昇格。岐阜聖徳学園大は、岐阜経済大に力及ばず、創部初の一部昇格はならなかった。また、下位では静岡大が健闘して最下位を久々に脱して4位愛知教育大、5位静岡大、6位名古屋大の順で決した。
 中京テレビ最優秀選手賞には、優勝した東海学園大から外野手の飯塚沙耶(♯7)が選ばれた。攻守ともに安定した活躍を見せ、5戦全勝に貢献した。しかし、要所でミスが見られただけに今後の成長に期待したい。ミズノ最優秀防御率は東海学園大の長瀬りえ(防御率1.24)が二期連続二回目の受賞、ルイスビルスラッガージャパン首位打者賞には中京大の川地亜妃奈(♯13)が打率0.700で初受賞した。また、二部優秀選手賞には、一部昇格の立役者となった中京学院大学の 林奈央子(♯21)が選ばれた。
 来年、第51回全日本インカレ鹿児島県大会では、学連創設50周年記念大会と称し、出場チームが増枠される(予定)。本リーグからも多くのチームを排出できるチャンスであり、来季の本リーグ戦では「競争力の激化」と「リーグ全体の底上げ」をより一層図っていかなければならない。
(理事長 二瓶雄樹)



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