○主 催:東海地区大学ソフトボール連盟 ○主 管:愛知県ソフトボール協会・同協会西三河支部・安城市ソフトボール協会・常葉学園大学・名城大学 ○後 援:安城市・安城市教育委員会・安城市体育協会・東海テレビ放送(株) ○協 賛:内外ゴム(株)・水野(株) ○開催日:4月27日(土)・29日(月)・5月3日(金)・4日(土) ○会 場:愛知県安城市総合運動公園ソフトボール場 上記4日間の日程により参加14校による1部15試合・2部12試合、2部順位決定戦4試合、大学選手権第3 代表決定戦1試合の合計32試合が展開された。日程の変更もなく、順調にゲームが展開された。 結果は以下の通り。 【1部】
※4−5位は当該チーム同士の対戦結果による。 近年、混戦を極める当リーグ戦ではあるが、全国系大会の戦績を見るに、必ずしもレベルの高いものではないといえる。特に投手のレベルが低いことは否めない。言うまでもなく投手が勝敗の行方を大きく左右する。各大学とも投手の育成を急務とし、大学選手権に出るだけでなく、大学選手権で勝つチームとなってほしい。引き分けが4試合という、過去例を見ない今リーグ戦の中で、中京大が地力を発揮して混戦を抜け出し、3季ぶり36回目の優勝を飾った。特に打線が好調で“打ち勝った”という試合展開が目立った。 2位は常葉学園大。優勝した中京大に唯一の黒星をつけた。優勝を勝ち取るにはリーグ戦を通じて実力を安定して発揮させることか。優勝目前で敗れた愛知教育大戦はなんとも惜しかった。 3位の愛知教育大は非常に元気が良かった。大学選手権の出場権こそ逃したが、この雰囲気を継続してほしい。4年生が多いチームだけに下級生のがんばりが期待される。 不調に終わったのは愛知大と岐阜聖徳学園大。愛知大は大学選手権の連続出場が11年でストップ。岐阜聖徳学園大も一時の勢いにかげりが見えた。両大学とも課題を明確にして奮起を期待したい。 愛知学院大は善戦したものの最下位。規定により2部へ自動降格となった。 一方、1部自動昇格となった中京学院大は1年生だけの今リーグ戦初登場のチーム。2部優勝と大学選手権の出場権も獲得。佐藤投手(1年:兵庫:日生学園第三高出)を中心に全選手が試合の度に成長。大学選手権での活躍も期待されるが、今後、リーグ戦の優勝の行方を左右するチームとなることは間違いない。 【2部 Aグループ】
【2部 Bグループ】
【2部順位決定戦】 1・2位決定戦 中京学院大学 4 − 3 南山大学 3・4位決定戦 静岡大学 12 − 10 名城大学 5・6位決定戦 名古屋大学 5 − 3 朝日大学 7・8位決定戦 日本福祉大学 15 − 9 愛知みずほ大学 【全日本大学選手権大会第3代表決定戦】 中京学院大学 7 − 1 愛知教育大学 ※中京大学・常葉学園大学・中京学院大学は全日本大学選手権大会出場権獲得。 ○表彰選手一覧 最優秀選手 仲佐 秀則 (中京大 3年) 《ベストナイン》 敢闘選手 鷲巣 友彰 (常葉学園大 4年) 投 手 仲佐 秀則 【初】(中京大 3年) 優秀選手 真鍋 明 (中京学院大 1年) 捕 手 山崎 良 【初】(常葉学園大 2年) 1部首位打者 鈴木 翔也 (常葉学園大 1年) 一塁手 三宅 敏 【初】(中京大 2年) 2部首位打者 佐藤 亮 (中京学院大 1年) 二塁手 田中 紘一郎【初】(中京大 2年) 三塁手 佐藤 健二 【初】(愛知学院大 4年) 遊撃手 福井 庸祐 【D】(中京大 4年) 外野手 河上 賢太 【初】(愛知教育大 4年) 外野手 田中 真人 【初】(中京大 2年) 外野手 吉永 洋将 【初】(常葉学園大 3年) 指名打者 鈴木 翔也 【初】(常葉学園大 1年) ※福井選手は二塁手で一回受賞 (文責:東海地区大学ソフトボール連盟 理事 紅林和博) |