第33回西日本大学ソフトボール選手権大会


 会   期:平成13年8月3日(金)〜6日(月)

 会場(男子):日進市
        総合運動公園野球場(A)
        総合運動公園多目的広場(B・C)
              (地下鉄東山線「藤ケ丘」 から 名鉄バス「五色園」行き終点下車)
        東山グラウンド(D・E)
              (名鉄豊田線日進駅から北東へ1.5km)
 会場(女子):
日進市
        総合運動公園野球場(A)
              (地下鉄東山線「藤ケ丘」 から 名鉄バス「五色園」行き終点下車)
        愛知県口論義運動公園野球場(F・G・H)
              (地下鉄東山線「星ケ丘」 から
                名鉄バス「長久手車庫」行き「口論義運動公園」下車)
 結   果:

  【男 子】



  【女 子】



大会概要
 西日本各地の予選を勝ち抜き、男子41校、女子25校が愛知県日進市に集まり、炎天下での熱戦を展開した。昨年が台風の影響で途中中断という結果であっただけに、本大会は例年になく盛り上がったものとなった。
 男子は、立命館大学が接戦をチームワークで勝ち抜き、3大会連続4回目の優勝を飾った。準優勝の福岡大学は、決勝戦までが比較的大勝であったために、そこでの1点に涙を呑むことになった。3位は、共に初の京都大学と岐阜聖徳学園大学が獲得した。特に京都の1年生投手藤本義樹選手の健闘が目に付いた。また、打者では龍谷大学の長池和也選手が13打数12安打、9割2分3厘という驚異的な打率を残したのは特記される。
 一方女子は、近畿地区の神戸親和女子大学・大谷女子大学・大阪体育大学・大阪国際女子大学がベスト4に勝ち残り、神戸親和女子大学の初優勝となった。大谷女子大学も初の準優勝を獲得した。注目されるのは、これまで常に西日本の上位を占めてきた武庫川女子大学・中京大学・園田学園女子大学などの名前がここにないことである。男子の結果と合わせて、西日本は勢力地図に大きな地殻変動が始まったのかも知れない。ますます目が離せなくなる西日本である。
 なお、今回西日本大会初の試みとして、大会第2日に交流試合を実施した。第1日に敗退した男子8チーム、女子2チームが出場を希望し、計5試合が実施された。これは会場に余裕があり、日進市連盟審判部のご協力があったために実施できたものである。選手権大会である以上、その趣旨に反する面もあるが、競技力の向上と普及というベクトルはある意味では全く逆の方向を向いているので、その統一のための問題提起とご理解いただければ幸いです。また、主催者としては、遠方から参加して2泊の義務宿泊を課しているのに、1試合で帰らなければならないのはあまりにかわいそうという思いがあったのも事実です。ご意見をお寄せください。

(中京女子大学 水谷 博)




| トップ |  | 戻る |